長年、登山に関わってきて辿り着いたのは、「山を守りたい」という思いでした。

自分ひとりの力では到底できないことだから、同じ志を持つ仲間を募るために、この協会を立ち上げました。

皆で力を合わせて登山道を整備し、美しい山を守っていきたいと思います。

 

当会の活動について

スタートは、愛知県の奥三河の山。

なかでも名峰と言われる地元の三ツ瀬明神山で、登山道整備の第一歩を踏み出しました。

現在は、三河中心に活動している社会人山岳会「ヤマ会愛知」のメンバーが中心となって、定期的に登山道整備を行っています。

当協会は、自然を観察し、利用と保全が正しく機能した山岳管理の方法を提案していきます。

行動することで、地元の方々や奥三河のファンが現状を理解し、地元愛が深まっていく活動を提案します。

また、様々な地域と繋がり、技術を深め、地域を大切に守っていく気持ちを育てていきます。

 

今後の予定として、以下のことを行います。

  • 既存登山道の整備清掃
  • 新規ルート整備と古道の整備
  • 道迷いを防ぐための道標の整備
  • 危険個所へのロープの設置
  • 駐車場の整備
  • 登山道情報の収集と発信
  • 登山道の地図作り
  • 地元警察、消防など救助隊の山岳レスキュー講習会
  • 地域住民参加型の自然とのふれあい野外活動の主催
  • 登山道整備において近自然工法の講習会を開き、習得していきます。

※過剰整備や人間の都合による施工を避けて、自然の成り立ちや景観保護を考えた施工を行います。また、自然に対する謙虚な気持ちをもって、正しい維持管理になるよう努めます。